お小遣いを増やしたいと思って、副業を始める人もいるかと思います。副業選びにあたっては、普段の勤務に支障がなく、かつ職場仲間にバレないことが求められます。この2つの条件を満たす副業の具体例を、2つご紹介します。
月によって収入の変動はあるものの、試験監督のアルバイトを副業とするサラリーマンは一定数存在します。試験代行会社や派遣会社に登録して、試験ごとにエントリーした上で勤務が確定するスタイルが一般的です。
貸会議室で試験が行われるケースがあるため、職場で利用する貸会議室ではないことをエントリー前に確認しましょう。それ以外の場合は、職場関係者が受験する試験でない限り、基本的に職場との接点はないものと考えられます。
また、職場バレ防止を徹底するため、エントリー時に試験監督(補助)員や本部担当者を選択することがもポイントです。会場案内業務を選択すると、近隣駅での誘導業務を指示されるケースがあるためです。
早朝から12時間近い勤務となる試験があったり、試験時間中に着席できかったりするケースがあるため、体力勝負となる点は否めません。しかし、試験日の数週間前に監督募集がかかるため、予定が組みやすい点はメリットとなります。
職場の人にバレないで手堅く稼げる副業として、工場内作業も選択肢の一つとなり得ます。
衛生面や機密面から、関係者以外の立入りが制限されている現場が多いので、職場の取引先でなければ職場との接点はゼロと考えられます。ただし、送迎バスがある工場の場合には、職場関係者と鉢合わせしにくい乗車場所を選択することが、職場バレ防止のポイントとなります。
共同作業の場面が多いゆえ、業務内でのコミュニケーションが大切です。その特徴を活かし、副業をしながら本業に向けた情報収集を考える人もいます。
体を使っての作業となることと、重いものを持ち運びする作業もあるため、体力がある人向けの副業といえます。一方、平日夜間や土日の勤務など複数のシフトパターンがある現場では、本業のスケジュールに応じてシフト希望を出すことが可能です。
時間帯や曜日によって時給が割増になったり、工場で扱う製品を格安購入できたりという、お金面のメリットも見逃せません。
副業を行う場合、休息時間の確保が大切となります。体調不良での欠勤や早退が重なることで、日常生活に問題ありと疑われ、副業への疑念につながるケースがあるようです。
体に無理のない副業プランを立て、本業・副業双方で健全な働きができるよう心がけましょう。